やっと来たNikonD800と共に憧れのニコ爺生活。写真撮ったり、北米語とイギリス英語の違いついて考察したり、デザインについて考えたり、外国生活について問答したり。それぞれの比重はそのときに興味あるものによって変化します。まあ、ちょっとマニアな話が多い。

2012/10/09

足幅にあった正しい靴を履いて一年経過後の感想

2012/10/09
自分の足に市販品の靴は合うものがないと気づいて、本格的にちゃんとした靴を履き始めてから1年経ちました。今住んでいるところは場所柄トレッキングシューズを常用していて平気なところ(汗)なので、足に一番いいだろうということでいつもこれで歩いています。トレッキングシューズなので、かかとの頑丈さも、ひもで締められる頑丈な作りも相まって、1年前はアヒルの足か!?というぐらいぺったんこだった両足が、右はみるみる立体化(正常化)し土踏まずもでき、左は思いっきり扁平足だったのが、土踏まずもわかるぐらいにはなってきました。左はまだかかとが正常位置に戻っておらず、力を抜くと内側に傾倒して扁平足になっているのがわかるので、まだまだ筋肉を鍛えるのに時間がかかりそうです。ちなみに、右足は足の裏がもこもこして立体感があるのに、左はぺったりして指の付け根のボールみたいになっているべき肉がまだ見当たりません。

膝の痛み、指の痛みは長距離(10キロ以上)とか歩くと出てきますが、普通の移動ではまず出なくなりました。これは私は座り仕事のせいで上半身の骨がかなりおかしいことになっていると思われるので、一概に靴のせいとはいえないんですけど・・・。

あと、久しぶりにヒール靴(オーダーではない一般幅の靴)を履いたときに左足の親指が雪崩を打つように靴先にどんどん下がっていくのを実感しました。上に書いたように私の左足は変形具合が激しく、立体感が全くなく、土踏まずもなく、かかとが内側に倒れていてその分親指が前に突出しています。ヒールを履いたらまさにその悪い形通りに足が嵌っていったので、こんな靴履いてたらそりゃー足の形崩れるわと実感しました。ヒールはその構造上仕方がないことだと思いますが私の場合何せ厚みがたりないので、本来手前でがっちり支えられるはずの指の位置で支えられずに、本来行ってはいけない指先の空間まで滑ってしまうのだと思います。まあ幸い今の環境ではおしゃれするときぐらいしかヒールを履くことはないので、普段はトレッキングシューズで足の矯正&筋肉を鍛えるで地道に足の形を修正していきたいと思っています。

実は、これの変形のせいで、本来正しい、というか普通よりかかとが狭くデザインされていて足に合うはずのメレルの靴が、左のかかとの左っかわばっかりに体重がかかっていたいという現象が、買ってからしばらくの間ずっとありました。足全体が内側に傾倒しているため、幅的には合っているのだろうけど、左(外側)に体重をかけて歩く癖があるのか足が変形しているせいなのか、左のかかとが靴の壁にあたるのです。まあ、我慢できないほどの不快感ではなかったのでしばらく履き続けているうちにだんだんその症状も治まって、いまはよっぽど足がむくんでいないとあたらないぐらいにはなりました。(そのかわり今度はかかとがいまいち緩いんですけどね・・・)

とはいえ、両足ともかかとが力を入れないとまだ内側に傾倒していて、健康な人の足とはいいがたいのでもうしばらくトレッキングシューズを履き続けて経過を観察したいと思います。なにはともあれ、歩くと痛みが出るという最悪の状態からは脱したので、一応治ることがわかってよかった。